子宮筋腫の手術で楽になった話
入院のために準備したものなどのリストは詳細に別途作ります。
記載途中のため細部は追記・変更する場合があります。
たくさんの方に助けていただき今はとても元気で、
生理もなく快適な生活をしています。
下腹部にしこりがあるのはわかっていて憂鬱でしたが
生理や体調に影響がなく、
支障といえばあおむけに寝られないくらい。
やりたい仕事が続くこともあり約3年様子見してました。
しこりを触ったら動くことなどから
ネット情報を見て子宮筋腫だろうなと思ってました。
40代前半
9cmの子宮外筋腫
全身麻酔 開腹手術による子宮全摘(入院10日間)
- 決意
- 歯医者であおむけのまま倒される姿勢が思った以上に苦しいことに衝撃を受け、帰りにかかりつけの内科受診を決意。大きな病院への紹介状を書いてもらうのが目的。
- 内科受診、総合病院へ紹介状
- レントゲンをとったものの、子宮筋腫はうつらないとのことだったので触診をお願いする。希望の総合病院宛にすぐに紹介状を作っていただき、早めの受診を勧められる。しこりの大きさに医師は驚いていた(笑)
- 総合病院 産婦人科 予約
- 総合病院 産婦人科 初診 / 細胞診
- 総合病院 産婦人科 再診 / MRI検査 / 治療方針説明
- おなかにしこりがある上に、板を乗せられてあおむけに寝るMRIはつらい。動いてるつもりはないけど動かないでくださいと言われる。寝る人もいると聞くけれど、それどころではない(笑)
- 20分くらいと聞いていたのに40分くらいだった。ヘトヘト(笑)
- 産婦人科に行くとすぐ呼ばれ、筋腫の大きさは9cmと伝えられる。またいくつか他にも筋腫があり、その病院での治療であれば開腹手術での筋腫摘出か、子宮全摘になると説明を受ける。(腹腔鏡手術はしていないとのこと)
- わからないこと、気になることをもろもろ質問して、2週間後の細胞診の結果を見て話すことする。
- 入院期間(部分摘出1週間、全摘2週間)
- 退院後は1ヶ月後検診
- 筋腫のみ部分摘出した場合、癒着、再発の可能性があることなど
- 先生の見立てではすぐに手術したほうがいいですか?と聞くも、「現在の体調に影響ないなら本人次第」と、どっちでも良さげにあっさり言われたのが面白くて覚えている。コミュニケーション面での先生との相性はよかった。
- 一応手術方向ということで、診察後に採血とかレントゲン、心電図の追加検査したかな(後で確認)
- 家族、手術や入院に詳しい友人たちへの相談
- 腹腔鏡手術、セカンドオピニオンの検討
- がんだった場合の検討
- 入院時に持っていくものリストをもらい助かりまくる
- 細胞診の結果まで2週間って案外長いし、「がんだったら」とか思っちゃう
- 総合病院 産婦人科 再診 / 細胞診結果 / 手術日決定 / 入院手続き説明
- 細胞診の結果、がん細胞なし
- 仕事と生理周期を考慮して1ヶ月後に術日を決定
- 子宮全摘のつもりだが筋腫のみ摘出もまだ少し考えていると伝えると「入院日に決まっていればいい」と言われ驚く(笑)
- 一旦子宮全摘予定で事務処理をし、筋腫のみ摘出希望になった場合は入院日に伝えて変更することにする。
- 「開腹の仕方どうする?縦に切る?横に切る?」「切り方選べるんだ?!」みたいなやりとりが面白かった。縦にしました。
- 入院手続き説明担当の方に、入院の流れ、持参物、各種提出書類などを聞いて帰る。この方だけタメ口でコミュニケーションがしにくかった。
- 入院準備
- 入院に必要なものの買い物
- 入院時のポケットWifi手配
- 1ヶ月100Gにしたけどそんなにいらなかった(笑)退院後も使いました
- 退院後の生活環境準備
- ネットスーパー登録と初回利用
- 退院後に重いものを持たなくていいようにお米の補充など
- 退院後に無理なく過ごせるようチルド食品買いだめ
- 入院時提出書類の記入
- サインする場所たくさんあって大変
- レンタルに関連する資料もありパジャマ、タオルはレンタルにする
- 手術中の緊急連絡先は2名必要で家族にしました。友人でも良さそう。ここも別途ブログ。コロナ禍だしいてもらってもできることはないので当日の立ち合い人はなし。
- 他に輸血時リスク等の承認サインなど
- 総合病院 入院前日検査
- 入院初日
- 術後は重いものは持てないと友人からアドバイスがあり荷物はキャリケースで運搬。
- 予定時刻に行ったものの大部屋に入るまで1時間半ほど待つ。部屋を出ていく予定の方が遅くなったのが影響したみたい。
- 大部屋で自エリア整頓
- 主治医 来訪
- 子宮全摘ですね、という確認くらい。
- 麻酔科医・麻酔科看護師 来訪
- 硬膜外麻酔(任意)の説明をされお願いする。この麻酔はして良かったと思ってる。
- 薬剤師 来訪
- 過去アレルギーが出た薬があるのでその話など。
- 夕飯と術前の飲み物
- 夕飯美味しかった!ご飯はずっと美味しかった♪
- 大部屋あるある話
- 手術日
- 指定の着衣を着て歩いて移動。病棟看護師さんにメガネを渡し、ひんやりめの手術台にあがる
- 寝て横を向いて丸くなる姿勢で背中に麻酔カテーテルを入れてもらう。何かされてる感触があるが痛みはなし
- あおむけに寝て深呼吸しているところで意識が途切れる
- 起きたら手術は終わっていて、声をかけられながら喉に挿管されてるものを抜かれる。ここから1日ほど喉の違和感がつらい。
- ベッドで運ばれて大部屋へ戻る。
- ここも追記予定。
- 退院までの日々
- トイレに自力で行けることを確認してから尿道カテーテルを抜く。痛みはなし。ちなみに背中の麻酔が入ったままだと足に力が入らず歩けなかった。そこまで麻痺させないと痛みがすごいってこと。
- 背中の麻酔が切れてからが本番。痛み止めの点滴、飲み薬が聞くまで12時間はなんともいえないじんわり系の痛み。 寝てても動いてても痛い。
- 手術翌日からリハビリ開始、歩く!
- 下剤をもらって排便確認。
- 点滴の置き針をはずせたらお風呂解禁。
- まえかがみになることを避けたり、えずかないようにして過ごす。
- 飲み薬で痛みをコントロールでき始めたら、3食昼寝・リハビリ散歩つきの快適生活。特に屋外を歩かせてくれる1日2回のリハビリが楽しくて、理学療法士さんと毎回楽しく散歩した。快適な睡眠をとりたくて院内含めて1日1万歩くらい歩き続けてたらカルテの申し送りに書かれることになる。
- カフェイン1日1〜2杯解禁となってからは、毎朝お湯をもらって食後にスタバのスティックコーヒー飲んでた。高層階から景色を眺めながら飲むのも楽しかった。
- Wifi持参したので、Switch持ち込んでオンラインでリア友とゲームも満喫。スマホでアマプラも見てたので退屈な時間はなかった。
- 回診は毎日違う医師2名と看護師さんなど計5〜6人で「綺麗な傷だね」と毎回言われてた。主治医はほぼ毎日空き時間にふらっと来られて大丈夫?など軽く話す。
- お見舞いわいわい話(コロナ禍制限 待合20分)
- 大部屋あるある部屋移動話
- 退院前日に入院手術証明書依頼書の申込書を事務までもらいに行った記憶。
- 退院前日に診察、経過良好。退院後の痛み止めをもらう。
- 退院
- 予定通り朝10時に退院
- 忘れ物チェックなど
- 入院手術証明書依頼書の申込。7000円くらいして驚く(笑)
- 手術・入院費用の支払い
- タクシー配車アプリで快適帰宅(おすすめ)
- アルコール、運動、階段、自転車禁止。
- 退院後の日々
- やっぱり家は快適♪
- 起き上がるのも、ベッドに寝るのもまだ恐るおそるゆっくり動く。
- 食事はチルド中心で手軽に。普段冷凍食品を食べないので美味しくて驚く(笑)
- お風呂あがりは傷のテーピング貼り替え。髪が長くてドライヤーの時間も長いので疲れることも想定してしばらく洗面所に椅子を置いていた。
- 散歩はできるけど、まだ本調子ではなく以前ほどサクサク歩けない。
- 患部を冷やさないように腹巻とレッグウォーマーを購入。
- 1ヶ月後検診
- まだ体内の縫い糸(?)が見えるので1ヶ月後に再度検診となる。
- 1ヶ月経つともうほとんど元通りで、術後の変化としてはお風呂後にやる傷のテーピング貼り替えくらい。
- 傷のテーピング貼り替えは傷を綺麗にする効果があるようで、本気でやるなら半年コースだそうですが2〜3ヶ月でやめちゃいました(笑)
- そして初生理がなく不快感のない日々の喜び(笑)
- 2ヶ月後検診
- 糸がなくなっているのを確認し、治療完了。
- 卵巣は残しているので排卵時に少し痛みがあることがあり、痛みが長く続くようなら来院してくださいと言われる。
- 主治医の方、入院病棟の皆様、関係して下さった医療従事者の皆様、本当にありがとう。
- 3ヶ月以降から今まで
- 生理がない生活最高です。
- あおむけにも寝れます(笑)
- 子宮全摘のデメリットとして喪失感みたいなのをネットで見ていて、どうなるかなと思ってましたが、皆無でした!(もちろん個人の感想です)